テレアポを始めたいけれど、
「どんなリストを使えば成果につながるの?」
「ターゲット企業って、どう選べばいいの?」
そんなお悩みはありませんか?
テレアポにおいて「誰にかけるか=リスト」は、トーク内容と同じくらい、あるいはそれ以上に成果を
左右する重要な要素です。
実際、リストの質で成果の8割が決まるとも言われるほど、テレアポの成否に直結します。
本記事では、成果につながるテレアポリストの条件や、効率的な作り方・集め方を初心者にも
分かりやすく解説し、
◎ターゲットリスト設計の考え方
◎おすすめのリスト作成手法・収集元 ◎現場で実践されている改善ポイント |
などをまとめてご紹介します。
「テレアポを始めようにも、何から手をつけていいか分からない…」
そんな方にとってのスタートガイドになるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
成果が出る!テレアポ成功の全体戦略ガイド
目次
リストが悪いとテレアポは失敗する:その理由とは?
テレアポ代行サービスを利用しても成果が出ないケースの多くは、リストのターゲティング不備に起因します。
実際、とある製造業の会社が安価なテレアポ代行に依頼した際、業者から提供されたリストがずさんで競合他社や
決裁権のない担当者にまで電話してしまい、1000件架電して商談につながったのはわずか数件という失敗事例もあります。 |
このように、見当違いの相手にいくら電話しても時間とコストを浪費するばかりです。
一方、自社の商材と相性の良い見込み度の高い相手に絞ってアプローチできれば、少ない架電件数でも
効率的にアポイントを獲得することができます。
つまり、テレアポの成果を左右する最大のポイントは「誰に電話をするか=リストの質」です。
ターゲット選定を誤れば結果は出ず、正しければテレアポ成功率は飛躍的に上がる。
これは多くの現場で実感されている共通認識です。
実際に、弊社のサービス「グッドアポ」でも、リストの見直しによって成果が大きく変化した事例があります。
商材:SNSのX運用代行
🔹当初:代表取締役がターゲットだったが、つながりやすさ重視で規模の小さい企業ばかりを狙った結果、アポ率は0.0%
🔹見直し後:採用ニーズが明確にある業種の代表者に絞って再設計したところ、アポ率が1.5%まで向上
このように、誰に電話するかを見直すだけで、成果が「ゼロから前進」することは珍しくありません。
また、リストが悪いまま架電を続けると、PDCAが機能せず、スクリプト改善も空振りに終わることがあります。
ターゲットの層がズレていれば、トークの巧拙に関係なく成果は出ません。
その結果、テレアポ担当者のモチベーション低下や属人化の進行といった現場課題にもつながります。
成果につながるリストの条件とは
では具体的に、「良いテレアポリスト」とはどんな条件を満たしたリストでしょうか?
精度の高いリストには以下の特徴があります。
①ターゲット条件が明確で、刺さる層に絞り込まれている |
業種・業界、企業規模、担当者の役職や決裁権の有無、想定される課題やニーズなどを洗い出し、 「見込み度が高い層」だけを抽出しましょう。 闇雲に母数だけ増やしたリストではなく、無駄な架電先を除外した質の高いリストが理想です。
「従業員50名以下の中小企業」「直近で資金調達を行っている企業」など条件を絞れば より商材にマッチした見込み客に集中できます。
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②必要な情報が網羅され、データが最新 |
会社名・所在地・電話番号・担当部署・担当者名(役職)などの基本情報はもちろん、 可能であれば業種や従業員規模、過去の接点履歴や想定ニーズといった情報も含まれていると望ましいです。 特に過去に接触済みのリードであれば、そのやり取り記録をリストに反映しておくと話がスムーズに進みます。 またデータの鮮度も大切で、リスト記載の情報が古いままだと、電話が繋がらなかったり担当者が既に退職 していたりと精度が低下します。
定期的に情報を更新し、常に最新の情報にアップデートされたリストを運用しましょう。
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③リストが一元管理・分析されているか |
部署ごとに個別でリストを持つのではなく、一元化された管理体制があることで、「誰に何回架電したか」 「反応はどうだったか」をチーム全体で把握でき、二重架電などのミスを防ぐことができます。 さらに、架電結果の記録を蓄積・分析できるかどうかも重要です。
受電率やアポ率といったデータをもとに、リストの質を定量的に判断することができれば、 改善の方向性も見えやすくなります。
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グッドアポではスプレッドシートを使って、業種や条件ごとにリストを管理し架電結果を
取りまとめる運用をしています。
これにより、「どの業種で反応が良かったか」などの傾向を見極めやすくなり次回以降の戦略設計や
アポの量産にもつながっています。
上記のように、現場の声とデータを組み合わせてリストを見直す体制があることで、継続的に
リストの質を高めていくことが可能になります。
\リスト戦略の見直しだけで、アポ獲得数が倍増した事例も/
成果につながった企業の事例を一部ご紹介します
テレアポリストの効率的な集め方・作り方
では質の高いリストを用意するには、一体どこから見込み顧客情報を集めれば良いのでしょうか。
ここではテレアポリストの入手・作成方法をいくつか紹介します。
①自社で保有するデータを最大活用する |
営業担当者が過去に名刺交換した潜在顧客や 問い合わせ・資料ダウンロードのあった見込み客情報は貴重な財産です。 これらを部署や役職ごとに整理・セグメント化し、未アプローチのリードを抽出しましょう。
名刺管理ツールや顧客管理システムで属性を絞り込めば、「業種A・従業員100名以下・決裁者クラス」 のような類似ターゲット企業のリスト化も可能です。
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②Webサイトや公開情報から収集する |
ターゲットとする業界の企業一覧や業界団体の会員企業リスト、展示会の出展企業リストなどを 調べれば、候補企業を洗い出せます。
「○○業界 企業一覧」「業界展 参加企業」などで検索すると、有望企業が見つかるでしょう。 また企業公式サイトの問い合わせ先や会社概要ページから電話番号や所在地を取得することもできます。 地道な方法ですが、自社にとって本当に狙いたいターゲットを絞り込んでリストアップするには有効です。
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③有料のリスト取得ツール・外部データベースを利用する |
近年はリスト作成専用の有料ツールが充実しており、業種・規模・地域など細かな条件で
データベースから企業情報を抽出してリスト化できます。 有名なツールに「Musubu」「Urizo」「BIZMAPS」などがあり、国内数百万件規模の企業データから 条件検索が可能です。
ただし、ツール任せで抽出したリストをそのまま使うのではなく、抽出後に競合企業や 明らかに不適切な企業が含まれていないか精査するひと手間は欠かせません。 |
④SNSやビジネスプラットフォームを活用する |
LinkedInやX(旧Twitter)などのSNSから見込み客を探す方法も注目されており、企業や意思決定者に 関する最新情報が集まっています。
これらを使えば従来アプローチできなかった潜在顧客にも的確かつタイムリーに接点を持てます。
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以上の方法を組み合わせれば、自社でゼロからリスト作成することも可能です。
ただ実際には手間も時間もかかるため、「無料でできる範囲+必要に応じて有料サービス活用」
というハイブリッドなやり方が現実的でしょう。
重要なのは常に
「このリストに載せた相手は本当にウチの提案に刺さる可能性が高いか?」
を意識することです。
有料ツールを使えば便利に大量リストが得られますが、それだけではターゲットの細かな事情や
ニーズまでは見えてきません。
実際にグッドアポでも、以前はBIZMAPSなどのツールを活用し、リスト作成の効率化を図っていました。
しかし現在では、ツール任せの抽出ではアポ率に限界があると判断し、下記のような定性情報を
重視した設計へと進化しています。
🔹 相手企業が抱えていそうな課題
🔹 その課題が「今すぐ」解決すべき理由
🔹 自社サービスとの相性と訴求ポイント
なんとなく条件に合う企業ではなく、今この提案が刺さる相手だけを狙っていく
戦略的リストづくりが成果に直結するアポ創出を実現しています。
自社商材と相性の良い“文脈”を持つ相手を見極める人の目と戦略設計がテレアポリストの
効率的な集め方・作り方と言えるでしょう。
リスト作成やターゲティングについて詳しく知りたい方は、過去の記事
【リストが悪い?】テレアポ成果を左右するリストの質と見極め方を参考にしてみてください。
リストは自社提供?代行任せ?
自社でテレアポをするのではなく、テレアポ代行会社に依頼する場合、架電リストは誰が用意するの?
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
これは代行会社や契約プランによって異なりますが、大きく分けて以下のパターンがあります。
自社でリストを用意して渡すケース |
既に自社内に見込み顧客リストがある場合や、対象業界・企業を自社で絞り込めている場合は、 そのリストをテレアポ代行に提供する形になります。
自社がリストを用意するメリットは、自社で狙いたい顧客層を的確に反映できる点です。 自社の商品知識や市場理解を踏まえて作ったリストなので、より精度が高い見込み客に集中できるでしょう。
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代行業者がリスト作成まで担当するケース |
テレアポ代行会社の中には、ターゲット条件に沿った企業リストの抽出までサービスに含めているところも多いです。 特に月額固定型で契約する場合、料金の中に「ターゲットリスト選定(リスト提供)」「トークスクリプト作成」 など包括的な支援が含まれることが一般的です。 この場合、発注側はどういう相手に電話してほしいかという条件を伝えるだけでOKです。
忙しくてリストを用意できない企業にとっては便利ですが、注意点もあり、業者任せにしすぎると ターゲット精度が担保されにくいことです。
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結論として、テレアポを外注する場合でも「誰に電話するか」は発注企業と代行会社が二人三脚で
決めるべきです。
最初にターゲット条件を曖昧にしたまま依頼すると、成果に直結しない層ばかりに架電してしまい
失敗しがちです。
弊社グッドアポではそのようなことがないように、「初期設計力」が重要と考え、契約時に
ターゲット選定を徹底的にヒアリング・設計しています。
数より設計を重視する姿勢で、成果につながる母集団リストを一緒に作り上げることを心がけています。
発注側が積極的に自社の狙いたい顧客像や刺さりやすい過去実績を共有し、代行側も経験に基づく提案を行えば
より質の高いリストでスタートできます。
\「なんとなくのリスト」で成果が出るほど、テレアポは甘くありません/
成果を出す企業は、“誰にかけるか”の設計に圧倒的にこだわっています。
まとめ:良いリストがあればテレアポは飛躍的に伸びる
最後に、本記事のポイントをまとめます。
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☑️テレアポ成功の鍵は「リストの質」
誰に電話をかけるかで成果の8割が決まると言っても過言ではありません。
リストのターゲティングを誤れば、いくらテレアポ代行に任せても成果は出ません。
☑️良いリストの条件は
(1)狙うターゲットが明確で見込み度の高い層に絞られている
(2)必要な情報が揃い最新データに更新されている
(3)社内で一元管理・分析され継続的に改善できる
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☑️リスト作成方法は
自社データの活用、Webや公開情報からの収集、リスト作成ツールの活用、SNSでのリード発掘などがあります。
それぞれの利点を組み合わせ、単なる量より質を重視したリスト収集を心がけましょう。⠀
☑️テレアポ代行利用時のポイントは
リスト提供を業者任せにしすぎないこと。
自社の狙いを共有し、代行会社と協力してターゲットを設計するのが成功への近道です。
⠀
質の高いリストさえ手に入れば、テレアポの効率は格段に上がり、成果もついてきます。
実際、過去グッドアポがテレアポ代行を承ったクライアントのテレアポにおいても
「誰にかけるか」を見直した途端にアポ取得数が倍増したケースを数多く見てきました。
テレアポは「リスト」を制する者が制する――
その視点を持ってリスト戦略を練ることで、今停滞している架電業務もきっと好転するはずです。
ぜひ自社ならではの“刺さるターゲット”を見極め、無駄のないテレアポで効率的な新規開拓を実現してください。
また、質の高いリストを作成しテレアポを成功させたいという方は是非グッドアポにご相談ください。
ターゲット選定を徹底的にヒアリング・設計し、成果につながるリストを一緒に作り上げます!
\成果に直結する“刺さるターゲット”を一緒に見極めませんか?/
グッドアポでは、初期設計から寄り添ったご提案を行っています。