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【当たり前?】テレアポで断られる理由とその改善策

当たり前?

テレアポでは基本的に断られるのが当たり前と言われます。

 

事実、ある調査によればテレアポの平均成功率はわずか1~2%ほどで、残り約98%のコールは何らかの形で

断られる結果になります。

 

しかし当たり前だから仕方ないと諦めていては、いつまでも成果は向上しません。

テレアポで断られる理由を正しく把握し、一つ一つ改善することでアポイント獲得率を着実に高めることが可能です。

 

断られる=センスや運の問題ではないのです。

 

本記事では、テレアポでお断りされてしまう主な理由を体系立てて解説し、それぞれの改善策について考察します。

 

「なぜテレアポで断られるのか?」

 

と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

\テレアポからの成約率、脅威の最高53%/

グッドアポとは?

 

 

 

複合的

 

 

テレアポで断られる理由は複合的

 

 

まず押さえておきたい大前提は、テレアポで断られる理由は一つではなく複数の要因が絡み合っているということで

テレアポの成果は担当者個人の話術だけで決まるものではありません。

 

実際には

 

誰に・いつ電話をかけるか」「何を提案するか」「どう話すか」「現場でどう対応するか」

 

といった様々な要素が影響し、テレアポが断られる理由になっています。

 

そのため「断られる…」と悩むときは話し方だけでなく構造要因・スクリプト要因・現場要因といった複数の

視点で原因を点検する必要があります。

 

  • 構造要因 – 商材や戦略・ターゲット設計などの問題
  • スクリプト要因 – トークスクリプトや話し方の問題
  • 現場要因 – オペレーターの運用や対応の問題

 

以下、それぞれの観点で代表的な「テレアポが断られる理由」を見ていきましょう。

 

構造

 

構造要因でテレアポが断られる理由

 

テレアポが断られる理由の1つ目は構造要因、つまりテレアポの土台となる戦略面での理由で、いくら話し方を

工夫しても、戦略設計がズレていてはテレアポ成功率は上がりません。

 

代表的な構造要因として次の3つが挙げられます。

 

1. ターゲットリストの質が低い

 

狙う相手がズレていると、テレアポで断られるのは当然です。見込みの薄い相手に電話しても、空振りが増えるばかり。

業種や企業規模、役職などを絞らずに無差別に架電すれば、本来取れるアポも逃してしまいます。

 

改善策:
ニーズがありそうな業界・企業規模・決裁者層を絞り、リストの精度を高めましょう。

既に取引中の企業や競合製品を導入済みの企業など、可能性の低い先は除外することで、効率的なアポ獲得につながります。


中には1,000件架電して数件しか商談につながらなかった事例もあります

関連記事【選び方がカギ】テレアポ代行の失敗事例と成功するためのポイント  

 

2. 架電する曜日・時間帯が悪い

 

テレアポでは「誰に・何を話すか」だけでなく、「いつ電話するか」も成果に直結します。

忙しい時間帯に電話をしてしまうと、話す前に「今はちょっと…」と断られてしまうケースが多くなります。

特に昼休み直前や週初めの朝イチ、終業間際などは避けたいタイミングです。

 

改善策:
過去の架電データから「つながりやすい時間帯」と「断られやすい時間帯」を分析し、スケジュールを見直しましょう。

少し時間をずらすだけで、会話の主導権を握れる確率が上がり、テレアポの成功率も高まります。

実際には、10〜12時台や13〜14時台が比較的つながりやすく、相手も話を聞く余裕がある時間帯とされています。
一方、業種によっては特有の繁忙時間(例:医療機関なら診療時間中、飲食業ならランチタイム)は確実に避けるべきです。

 

3. 提案価値が伝わっていない(商材理解不足)

 

いくら電話がつながっても、提案に魅力がなければ話は聞いてもらえません。

商材の強みや差別化ポイントが曖昧なまま話し始めると「それって他と何が違うの?」「今困ってないので大丈夫です」

切られるのがオチです。

 

実際、決まり文句だけの説明では興味を持たれず、断られる確率が高くなります。

 

改善策:
事前に商材の特徴や競合との違いを整理し、相手の業種や立場に合わせた価値訴求を用意しましょう。

「御社の○○な課題に、当社の△△が役立ちます」と即答できるかがカギです。

また、ただ事実やスペックを並べるだけでなく、「感情に寄り添った話し方(パトス)」と「論理的な説明(ロゴス)」をバランス良く組み合わせることも、相手の関心を惹きつけるために有効です参考:CA-Japan「人を動かす10の話し方」

 

※なお、商材自体にニーズや優位性がない場合は、テレアポ以前に戦略そのものを見直す必要があるかもしれません。

 

スクリプト

 

スクリプト要因でテレアポが断られる理由

 

2つ目のテレアポが断られる理由はスクリプト要因です。適切なターゲットに良い時間帯で電話できても

話し方やトークスクリプトの内容次第では即座に断られることもあります。

 

相手はあなたの声や第一声の内容から話を聞く価値があるか、ただの営業電話かを数秒で判断しています。

ここではテレアポトークの代表的な問題点と改善策を見てみましょう。

 

1. 導入トークで信頼を得られていない

 

テレアポで断られる最大の原因のひとつが、冒頭のトークで信頼を得られていないことです。

 

自己紹介もそこそこに、いきなり商品やサービスの説明に入ったり、「○○さんいらっしゃいますか?」と唐突に担当者を呼び出そうとすると

相手は営業電話だと察知して一気に警戒モードに入ります。

 

特に大企業や役職者へのアプローチでは、受付の段階で「営業は取り次がない」ルールが徹底されており、不審な電話は即シャットアウト

されるケースも珍しくありません。

 

決裁者本人が電話に出たとしても、「押し売りっぽい」と感じられれば、話を聞いてもらう前に切られてしまいます。

 

改善策:
まずは「誰が・なぜ電話してきたか」をシンプルかつ誠実に伝えることが重要です。

「突然のご連絡失礼いたします。◯◯株式会社の◯◯と申します。◯◯についてご提案の機会をいただきたくお電話いたしました」

といったトークは、相手の不安を和らげやすくなります。

 

 

また、最初から契約を迫るような印象を与えないことも大切で、テレアポの目的は売るのではなく話を聞いてもらうこと。

次のステップ(=アポイント取得)にフォーカスした言い回しを心がけましょう。

 

2 興味喚起が弱い

 

どれだけ電話がつながっても、提案の中身に魅力がなければ断られてしまいます。
商材の強みや価値が曖昧だったり、差別化ポイントを伝えられないまま話を進めると、「うちは大丈夫です」と切られるのは時間の問題です。

特に、決まり文句のような説明だけでは「他社と何が違うの?」と聞かれて詰まってしまうことも少なくありません。

 

改善策:
事前に商材の特徴や競合との差を整理し、相手企業の立場や業種に合わせた具体的な価値訴求を準備しておきましょう。

たとえば「○○のようなお悩みに、当社の△△はこのようにお役立ていただけます」と即答できるだけで、説得力が大きく変わります。

 

※もしそもそも市場ニーズが薄かったり、競合と比べて明確な強みがない場合は、テレアポ施策以前に商品戦略そのものの見直しが必要です。

 

3. トークが抽象的で自分ごと化できていない

 

どれだけ商品のメリットを語っても、それが相手の状況や課題と結びついていなければ、「うちは関係ない」「今は必要ない」と判断されてしまいます。

 

たとえば「考えておきます」「また必要になったら」といった断り方の多くは、“今の自分には響いていない”サインです。

これは、ヒアリング不足や、トークが抽象的すぎて相手の立場に置き換えられていない可能性があります。

 

改善策:

双方向の会話を意識し、相手の状況を引き出しましょう。

「たとえば○○業界の企業様だと、□□のようなお悩みをよく伺いますが、御社では何かお困りのことはありますか?」

と問いかけることで、課題を掘り起こしやすくなります。

 

 その上で、「当社の□□サービスなら、その点を○○のように解決できます」と具体的に提案し、「他社と契約済み」と言われた場合も

「○○社は評判いいですよね。もし気になる点があれば比較だけでもいかがでしょうか」と相手の判断を尊重しつつ別視点を提示することが大切です。

 

相手に“自分ごと”として捉えてもらえる対話型の姿勢が、断られる確率を大きく下げます。

 

現場

 

現場要因でテレアポが断られる理由

 

最後3つ目のテレアポが断られる理由は現場要因です。

戦略(構造)もトークスキル(スクリプト)も整えて臨んでも実際の架電現場での対応次第では断られてしまうケースがあります。

 

特にテレアポ代行など外部のオペレーターに任せている場合、現場運用が疎かになると成果に直結してしまいます。

 

ここでは現場対応における主な課題を見てみましょう。

 

1. 切り返しトークが弱い

 

テレアポでは、断られた瞬間に「そうですか、またご連絡します」と引き下がってしまうと、相手が本当は話を聞く余地があったとしても会話が終了してしまいます。

 

実際、「最初の断り文句は反射的に出るもの」とも言われており、そこからもう一歩踏み込めるかどうかがアポ率の分かれ目です。

たとえば「今は忙しい」と言われたとき、それが本心か、ただ面倒で断っているのかを見極めながら会話を続ける工夫が必要です。

 

改善策:
代表的な断り文句ごとに切り返しトークの型を用意しておきましょう。

 

  • 「時間がない」→「ご安心ください、3分だけで結構ですので概要だけでもお伝えできればと思いまして」
  • 「今すぐ契約するつもりはない」→「もちろんです。ご提案の選択肢だけでもお伝えできればと思いまして」
  • 「興味がない」→ちなみに、〇〇を導入されている企業様の中には、△△の対応に手間がかかるといったお声もあるのですが、御社ではいかがでしょうか?」

 

このように否定の言葉を返さずに、選択肢や質問で柔らかく再提案することがコツです。切り返しトークは「反論」ではなく

あくまで

「相手の負担を減らし、会話を続けるための工夫」と捉えましょう。

 

相手の言葉を一度受け入れたうえで、新しい視点を提示できれば、「そこまで言うなら少し話を聞いてみようか」と気持ちが動くことも。

 

断られてからが勝負という意識を持ち、対応力を磨いていきましょう。

 

2. 受付を突破できず本題に入れない

 

BtoBでは、最初に電話を受ける受付担当者が強力なフィルターとなり、「ご用件は?」にうまく答えられず、そのまま「担当者不在」で終了…

という経験をした方も多いでしょう。

 

どれだけ良い提案があっても、決裁者と話せなければ何も始まりません。

受付側も「営業電話を安易に取り次いで叱られるくらいなら、最初から断っておこう」と考える傾向があり、少しでも売り込み感があると

シャットアウトされやすいのが現実です。

 

改善策:
受付突破には「つなぐべき電話」と思わせるトークが必須で、鍵は「誰に・何の用件で」電話しているかを、明確かつ端的に伝えることです

 

たとえば「△△の件でご連絡したのですが、〇〇部署のご担当者様はいらっしゃいますか?」

このように伝えれば、受付も「誰にどうつなぐべきか」がすぐに理解でき、業務連絡のような印象になって突破しやすくなります。
逆に、「御社に貢献できるご提案が…」など抽象的で回りくどい説明をすると、怪しさが増して逆効果です。

 

また、一度断られても再チャレンジは有効で、受付担当者が日によって異なる場合もありますし「先日はご対応ありがとうございました。本日改めてご連絡いたしました」

と丁寧に追電することで、突破できる可能性が高まります。

 

過去記事「【ご用件は?で止まらない】受付突破率を上げるテレアポの話し方」でも詳しく解説していますので、受付対応に悩む方は参考にしてください。

 

3. クライアントとの情報共有不足で提案が浅い

 

テレアポで断られる理由として見落とされがちなのが、「運用体制そのものの問題」です。
特に代行を活用している場合、クライアントとの連携が弱いと、いくら架電しても効果的な改善ができず、アポ率は伸びません。

 

たとえば、代行先からの報告が月1ペースだったり、反応の良かったリストや切り返しトークが共有されないケースでは、
「どこに響いて、どこで断られたのか」がブラックボックスになり、戦略を練り直す材料がありません。

その結果

・成果につながらないリストに時間をかけ続ける
・断られやすいスクリプトが放置される
・ミスマッチな商談ばかりが増える
といった、悪循環が起きやすくなります。

 

改善策:代行でも“共創型”運用を

テレアポは単なる作業ではなく、常に改善が求められるPDCA型の営業活動です。

代行に任せる場合も、丸投げではなく、密な情報共有を前提に“チーム”として取り組むことが重要です。

実際、グッドアポでは、日々のレポート共有や戦略MTGを重ねながらアポ率を4%以上に伸ばした例もあり、「誰に・どんなトークが刺さったか?」

を常に振り返り、即日で改善する仕組みが成果の鍵です。

 関連記事:「テレアポ代行の失敗事例と成功するためのポイント」

 

 

\どの要因が原因で自社のテレアポが上手くいかないのか知りたい方へ/

 

グッドアポがその理由お答えします。

 

▶︎まずはお気軽にご相談ください

 

 

 

まとめ

 

断られるのは当たり前。でも改善次第で結果は変わる

 

 

テレアポで断られる理由を、構造・スクリプト・現場の三方面から解説しました。冒頭で述べた通り

テレアポで断られるのはある意味当たり前の現象です。

 

大事なのは、その理由を分析して次に活かすことです。

 

「テレアポを断られるのは仕方ない…」

 

と嘆くだけでは何も変わりませんが

 

「テレアポを断られるにも理由がある」

 

と捉え、PDCAを回しながら戦略とトークを改善していけば、テレアポの成果は必ず向上します

【断られる=終わり】ではなく、【断られた理由を糧に次のアプローチを磨く】ことこそが成功への最短ルートです。

 

もし「自社だけでは原因分析や改善策の立案が難しい…」と感じる場合は、ぜひ専門のパートナーに相談することも

検討してみてください。

 

テレアポ代行サービスグッドアポでは、単なるコール代行に留まらず営業戦略の設計段階から二人三脚で伴走し

日々の改善を積み重ねる体制を整えています。

 

テレアポのプロとともにデータに基づく改善を重ねることで、「テレアポは断られるのが当たり前」を打破し高い成果を

生み出すことが可能です。

 

テレアポでお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

 

「テレアポが断られる理由」

 

を知り改善し続ければ、テレアポの「当たり前」は必ず変えられます。

 

今日の一件一件の電話を、明日の成功へのステップにしていきましょう。

 

 

\自社だけでは原因分析や改善策の立案が難しい、、、と感じている方へ/

 

ご営業戦略の設計から日々の改善提案まで!

 

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