(更新:2026年8月29日)

テレアポ代行とは?依頼できる業務・料金体系・向いている企業を解説

テレアポ代行とは?依頼できる業務・料金体系・向いている企業を解説

テレアポ代行とは、自社で見込み客に電話をかけて商談の約束を取る作業を、外部の専門会社が代わりに行うサービスです。成果物は「商談のアポイント」であり、その先の商談・提案・クロージングは依頼企業が行います。受注や売上そのものを請け負うサービスではありません。

新規開拓が伸び悩んだときの選択肢として挙がる一方で、「どこまでやってくれるのか」「自社でやるのと何が違うのか」が分からないまま検討が止まるケースは少なくありません。この記事では、依頼できる業務と自社が用意するもの、外注が向く企業と向かない企業、依頼後の流れまでを順に説明します。

この記事でわかること

  • 成果物はアポイントまで: 担うのは商談の約束を取るところまでで、受注は請け負いません。営業代行との違いはここにあります。
  • 丸投げでは成果が出ない: 商材の強みと商談結果は依頼企業からしか出てきません。この2つが戻らないと、リストもスクリプトも初期設定のまま動き続けます。
  • 向くかどうかは3つで決まる: 商材の単価、ターゲットの明確さ、商談を受ける体制。どれかが欠けている場合は、外注より先にやることがあります。
  • 本格稼働までは1か月前後: ヒアリングから準備、テスト架電を経て本格稼働に入ります。最初の100〜200架電は当たりを探す期間です。
  • 料金は金額より定義を見る: 成果報酬の「成果」を何と数えるかは会社ごとに違い、同じ1件でも支払う額が変わります。

目次

テレアポ代行とは?成果物は「アポイントの獲得」まで

テレアポ代行は、電話をかける人手だけを借りるサービスではありません。誰にかけるか(リスト)、何を話すか(スクリプト)、どこで数字が落ちているか(改善)まで含めた一連の作業です。人手だけを外に出しても、当たる先と話す内容が決まっていなければアポイントは増えません。

営業代行・インサイドセールス・コールセンターとの違い

電話を使う外注サービスは複数あり、名前が似ているため混同されがちです。違いは「営業のどの区間を担当するか」で見ると整理できます。次の図は、リード獲得から受注までの流れのなかで、各サービスがどこを担うかを並べたものです。

リード獲得アポイント獲得商談・提案受注テレアポ代行アポイントまで依頼企業が対応営業代行アポイント獲得から受注まで担うことがあるインサイドセールスリードの育成から商談化まで依頼企業が対応コールセンターかかってきた電話への対応が中心(新規のアポイント獲得は行わない)※テレアポ代行・営業代行・インサイドセールスはこちらからかける施策、コールセンターは受ける施策です

大きな分かれ目は2つです。1つは「アポイントまでか、受注までか」。もう1つは「こちらからかけるか、かかってきた電話を受けるか」です。担当範囲と目的、成果物を並べると次のようになります。

サービス 担当する範囲 目的 成果物
テレアポ代行 電話で新規のアポイントを獲得するところまで。商談以降は依頼企業 商談機会の創出 アポイント(商談の予定)
営業代行 アポイント獲得に加え、商談・提案・クロージングまで担うことがある 受注・売上の獲得まで 受注・契約
インサイドセールス(代行) 電話・メール・フォーム・SNSなど複数の手段でリードを育て、商談化まで。問い合わせや資料請求への対応を含むことも多い リードの育成と商談化 育成済みのリード・商談
コールセンター 受電が中心。問い合わせ対応・注文受付・クレーム処理など 顧客対応の品質維持と効率化 対応記録・応対品質

混同しやすいのはインサイドセールスとの違いです。テレアポとインサイドセールスの違いで、手段と役割の分かれ方を詳しく整理しています。

実際に寄せられる相談は3つに分かれる

グッドアポに寄せられる相談の件数は、直近1年で見ると横ばいです。増えているとは言えませんが、相談の中身には傾向があります。

  • 問い合わせや紹介から入ってくる見込み客が減り、新規の商談のもとになる相手が足りていない
  • 商談まではできているが、契約に至らない
  • 新しいサービスが市場に受け入れられるか、反応を確かめたい

3つ目は近年とくに多く、テレアポ代行をテストマーケティングの手段として使いたい、という相談として持ち込まれます。新しいサービスがどの業界に受け入れられるかを、広告を出す前に電話で確かめたいという使い方です。

いずれも「営業の人手が足りない」という一言では片づきません。2つ目のように商談から先が詰まっている場合は、アポイントを増やしても解決しないこともあります。外注が効く場合と効かない場合を分ける条件は、このあとの章で順に示します。

どこまで依頼できるか|リストと架電は代行、強みと商談結果は自社

テレアポ代行の対象は、リストの準備からスクリプトの作成、架電、日程調整、報告までです。ただし、どこまでを標準で対応するかは代行会社によって差があります。

工程ごとの分担(一般的な代行会社とグッドアポ)

同じ「代行」でも、含まれる工程が違います。一般的な代行会社と、グッドアポの標準的な範囲を並べます。

工程 一般的な代行会社 グッドアポ
架電戦略の設計 会社による。リスト作成から入ることが多い 標準で対応(どの業界を狙うか、どういう仮説で攻めるか、商材の強みをどう言語化するか)
リスト作成 依頼企業が用意、またはオプションで代行会社が作成 標準で対応(企業の公開情報を使った設計を含む)
スクリプト作成 依頼企業が用意、またはオプションで代行会社が作成 標準で対応(商材・業界ごとに調整)
架電 代行会社 グッドアポ
日程調整 代行会社 グッドアポ
報告 日次〜週次。架電数・アポイント数の共有が中心 日次。架電結果に加え、断り理由や反応といった定性情報も含む
改善提案 会社による(行わない会社も多い) 標準で対応(100架電を単位にリスト・スクリプトを見直す)
商談 依頼企業 依頼企業
商談結果の反映 会社による 依頼企業からのフィードバックを受け、スクリプト・リストに反映

差が出やすいのは、架電戦略の設計・リスト作成・報告の粒度・改善提案の4つです。とくに最初の戦略設計は、リストを作る前に「どの業界を、どういう仮説で狙うか」を決める工程で、ここを依頼企業まかせにするかどうかで、その後の精度が変わります。

リスト作成が標準に含まれるかどうかは費用にも立ち上がりの速さにも影響するため、問い合わせの段階で確認しておくと後の手戻りが減ります。作り方そのものを知りたい場合はテレアポリストの作り方をご覧ください。

スクリプトも同様です。代行会社が作る場合でも、商材の強みや断られやすい理由は依頼企業からしか出てきません。テレアポのトークスクリプトは実際にかける側がどう組み立てるかを解説した記事なので、共有する情報の粒度をつかむ参考になります。

案件によって変わるもの

次の項目は、契約プランや案件ごとに変わります。見積もりを比べるときは、この条件がそろっているかを確認してください。

  • 架電の件数(月間のコール数)
  • 対象エリア/架電する時間帯
  • 報告の頻度(日次・週次)
  • 複数商材への対応の有無
  • 問い合わせや資料請求への対応(インバウンド対応)を含むかどうか

自社が用意する情報と、商談後に戻す情報

次の情報がそろわないと開始できません。逆にいえば、ここさえ用意できれば着手は早くなります。

  • 商材の概要(何を売っているか、単価、ターゲット)
  • 自社の強み・競合との違い
  • 過去に営業して反応が良かった業界・企業の情報(あれば)
  • 商談の受け入れ体制(誰が商談するか、対応できる日時)

依頼して終わり、にはなりません。商談の結果が戻ってはじめて、リストと話し方の精度が上がります。

  • 商談の結果(受注・失注・継続検討)
  • 断られた場合の理由(費用が合わない、タイミングが違う、競合に決まった など)
  • 商談中に出てきた相手企業の課題や検討状況
  • 「このアポイントは良かった/良くなかった」という所感

最後の所感は主観で構いません。数字に表れない「話がかみ合わなかった」という感覚が、ターゲットの見直しにつながることは多くあります。

あわせて、報告の内容も確認しておいてください。架電数とアポイント数だけの報告では、うまくいっていないときに手の打ちようがありません。どの段階で断られたか、どんな理由が多かったかまで戻ってくる形になっていれば、リストと話す内容のどちらを直すかを判断できます。

依頼できる範囲は広い一方で、丸投げが成立しないのはこのためです。商材の強みと商談の結果は依頼企業の側にしかなく、そこが供給されないと改善の材料が尽きます。手離れの良さを期待するより、月に一度でも情報を戻す前提で組んだほうが結果は安定します。

外注が向く企業・向かない企業|分かれ目は単価・ターゲット・商談体制

テレアポ代行は、どの会社にも効く施策ではありません。向く条件ははっきりしているので、自社を当てはめてご判断ください。

期待できること、期待しすぎないこと

初めて外注する企業が期待しやすい効果は次の3つです。

  • 社内にテレアポの人員を抱えなくても、新規の商談が入る
  • 立ち上げが早い(採用と教育の期間が要らない)
  • 自社では接点を持てなかった業界・規模の企業と商談できる

一方で、期待しすぎないほうがよいこともあります。

  • 依頼してすぐ大量のアポイントが入るわけではありません。最初の数百架電はテストの期間です
  • 受注まで保証するものではありません。成果物はアポイント(商談機会)までです
  • 丸投げで成果が出ることは、ほぼありません。商材情報の共有と商談結果のフィードバックは必須です

向く企業・向かない企業のチェックリスト

効果が出るかどうかは、依頼する側の状態でほぼ決まります。向いている企業は次の条件を満たしています。

  • 営業担当が足りず、新規開拓に手が回っていない
  • 商材の単価、または顧客生涯価値(LTV)が高い
  • 商談を受ける体制がある
  • ターゲットとする業界が明確である

反対に、向いていない企業は次の状態です。ひとつでも当てはまる場合は、外注しても当たりを探す段階で止まります。

  • ターゲットが定まっていない(「どこでもいいのでアポイントを取ってほしい」)
  • 商談する人がいない
  • 商材の強みを言葉にできていない
  • 短期間で大量の受注を期待している

単価の目安と、例外

目安としては、年間契約で100万円以上、またはLTVが高い商材で成果が出やすい傾向があります。これはグッドアポが支援してきた案件から導いた経験則であり、業界共通の基準ではありません。

例外もあります。単価が低くても、特定の業界に強く刺さるニッチな商材のように商談化率が高ければ成立します。逆に、単価が高くても検討期間が極端に長い商材は、短期で成果が見えにくくなります。

単価だけで判断せず、1件受注した場合のLTV(粗利×継続月数)をアポイント獲得単価と比べてください。獲得単価が5万円でも、受注後のLTVが300万円なら十分に見合います。粗利率が高い商材ほど、架電のコストを吸収しやすくなります。

自社で採用する場合との違い

内製と外注では、かかるものと残るものが違います。費用の多寡だけでなく、次の6つの観点で比べてください。

観点 内製(自社で採用) 外注(代行会社)
採用の要否 必要。離職のリスクがある 不要
教育と管理の担当 自社。専任の管理者が必要で、商材研修・ロールプレイング・数値管理が発生する 代行会社
稼働量の増減 固定。増減させにくい 案件の単位で調整できる
改善を誰がやるか 自社。通話の確認とスクリプト改善を自前で回す 代行会社(商談結果のフィードバックは自社から)
社内に残るもの 人材とノウハウが蓄積される 蓄積されにくい。レポートや勝ちパターンの共有で補う
終了後の継続性 人材が残れば継続できる 契約終了で架電は止まる。共有された設計・スクリプトは残る

短期の費用だけを見ると外注が有利に見えますが、社内にノウハウを残したい場合は内製に分があります。どちらが得かは、この施策を一時的な補強と考えるか、営業の柱として育てるかで変わります。

まだ外注しないほうがよい場合

  • ターゲットが定まっていない: まず自社で電話をかけ、反応を見てください。どの業界・規模で話が進みやすいかの手応えをつかんでから外注したほうが、精度が上がります
  • 商談体制がない: アポイントが入っても受ける人がいなければ意味がありません。商談担当者の確保が先です
  • 商材の強みを言葉にできていない: 「なぜ自社の商材を選ぶべきか」を整理してからにしてください

料金体系は3つ|先に確認するのは金額より「成果の定義」

テレアポ代行の料金は、大きく3つの方式に分かれます。金額の多寡より先に、「何に対して払うのか」を押さえてください。

料金体系 課金の対象 向いているケース
コール課金 架電した件数。電話1件ごとに費用が発生し、つながってもつながらなくても課金されることが多い 大量のリストに短期間でアプローチしたい
成果報酬 アポイントが取れた件数。取れなければ費用はかからない(初期費用は別途かかる場合がある) まず小さく試したい、リスクを抑えたい
月額固定 アポインター1名あたりの月額の稼働費。架電件数やアポイント件数に関係なく一定額 安定した稼働量を確保したい、予算を固定したい

金額の水準は商材と条件で変わります。おおよその幅を知りたい場合はテレアポ代行の費用相場をご覧ください。

成果報酬の「成果」とは何か

成果報酬型を検討するなら、必ず確認すべき点があります。成果報酬でいう「成果」は、一般的には「商談の日程が確定したこと」を指します。ただし定義は代行会社ごとに異なります。

同じ「1件」でも、担当者と話せた時点で数える会社と、日程が確定してはじめて数える会社では、支払う額がまったく変わります。キャンセルや当日不在の扱いも含めて、契約前に文書で確認してください。成果報酬型テレアポ代行の注意点で、つまずきやすい点をまとめています。

別途かかる費用と、契約の縛り

基本料金以外の費用が発生することはあります。リスト作成・スクリプト作成・環境構築といった初期費用を別途請求する会社は多く、成果報酬型でも初期費用はかかるのが一般的です。

最低契約期間を設けている会社も多く、費用が発生する契約ではとくにその傾向があります。最低発注量(月間のコール数の下限)を設けている会社もあります。

予算の読みやすさで選ぶ

  • コール課金・月額固定: 読みやすい。事前に費用の上限が決まります
  • 成果報酬: 読みにくい。アポイントが取れた分だけ費用が発生するため、上限が事前に決まりません

成果報酬は「リスクが小さい」と受け取られがちですが、成果が出るほど費用は増えます。何を確かめたいかで選ぶのが実際的で、反応があるかを見たい段階なら成果報酬、当たる先を広く探したい段階ならコール課金、当たりが見えていて量を積みたい段階なら月額固定、という順に移っていくのが自然な形です。

依頼から成果改善までの流れ|本格稼働までは1か月前後

問い合わせから本格的な架電までは、おおむね1か月前後を見ておいてください。順番と、自社側で必要になる準備は次のとおりです。

ステップ 期間の目安 自社がやること
問い合わせ・初回ヒアリング 数日 商材・ターゲット・目標を共有する
提案・契約 数日〜1週間 プランを確認し、契約を締結する
準備期間 1〜2週間 商材情報・競合情報・過去の営業実績を代行会社に共有する
テスト架電 1〜2週間 商談の受け入れ体制を整えておく
本格稼働 継続 商談結果を代行会社にフィードバックする

いちばん見落とされやすいのが準備期間です。ここで共有された商材情報の質が、そのままリストとスクリプトの精度になります。忙しい時期に重なるとこの1〜2週間が延びて全体が後ろにずれるため、着手を決めた時点で社内の担当者を決めておいてください。テスト架電の進め方そのものは、テレアポのテストコールの進め方で詳しく扱っています。

ここまでは一般的な進み方です。会社によっては、より早く架電を始める組み方もあります。グッドアポの場合はヒアリングから1週間で架電を開始し、テスト架電を独立した期間として区切らず、本格稼働の一部として走りながら当たりを探す形をとっています。準備に時間をかけてから始めるか、動かしながら精度を上げるかは方針の違いなので、問い合わせの際に確認してみてください。

初回のアポイントまでの日数を一律に言えない理由

「依頼して何日でアポイントが入るか」は、あらかじめ一律には言えません。商材・業界・ターゲットの規模によって、接続率もアポイント率もまったく違うためです。

同じ架電数でも、担当者にすぐつながる業界と、受付で止まりやすい業界では、必要な件数が変わります。日数を約束する提案には、むしろ注意してください。

テスト架電で見る4つの段階

まずは100〜200架電を目安に判断します。このとき、アポイント率という結果だけを見ても打ち手は決まりません。次の4段階のどこで数字が落ちているかを見ると、直す場所が特定できます。

架電の4段階ここで落ちていたら見直す場所受電率(電話がつながるか)リストの鮮度・架電する時間帯受付突破率名乗り方・取り次ぎの依頼の仕方担当者接続率ターゲットの部署・役職の設定アポイント率伝えている価値・断られる理由への切り返し※数字で「どこが詰まっているか」を、断り文句などの定性情報で「なぜ詰まっているか」を特定します

この順番を飛ばすと、当たっていない相手に上手な電話をかけ続けることになります。定量面で問題が見当たらない場合にはじめてトークの内容を確認し、「なぜ断られているのか」の理由を分析していきます。

テスト架電の期間は、アポイントの件数そのものより、当たりの見当をつける期間だと考えてください。この段階で数字が伸びないこと自体は珍しくありません。どこが詰まっているかが分かれば、次の100架電で直せます。

改善を早める情報

自社から次の情報が戻ると、改善のサイクルが速くなります。

  • 商談の結果(受注・失注・継続検討)
  • 断られた場合の具体的な理由
  • 「このアポイントは質が良かった/悪かった」という所感

戻すタイミングは早いほど有効です。1か月分をまとめて共有すると、その間の架電はすべて古い設定のまま進むことになります。

成果が出にくい3つのケース|いずれも発注側の準備で防げる

うまくいかない案件には共通点があります。代表的なものは3つで、いずれも依頼する前の準備で防げます。

ターゲットを丸投げする

「どこでもいいのでアポイントを取ってほしい」という依頼では、代行会社は当たりを探すところから始めることになり、テスト期間が長くなります。範囲を広くとれば可能性が広がるように見えますが、実際にはどの業界の反応も薄いまま件数だけが積み上がります。

対策:「どの業界・どの規模の企業と商談したいか」を社内で決めてから依頼してください。

商材の強みと、断られる理由を共有しない

強みが伝わっていないスクリプトは、どれだけ架電しても刺さりません。断られやすい理由も同じで、共有がなければ同じ壁に何度もぶつかります。自社で営業してきた中で分かっている「言われがちな一言」は、そのまま切り返しの材料になります。

対策:初回のヒアリングで「競合と比べた強み」と「よく断られる理由」を伝えてください。

商談の結果を代行会社に戻さない

アポイントの質は、商談結果が戻ってはじめて調整できます。共有が止まると、リストもスクリプトも初期設定のまま動き続けることになります。件数は出ているのに商談が前に進まない、という状態はここから生まれます。

対策:「何を・いつ・どの形式で共有するか」を契約時に決めておいてください。

「アポイントは取れたのに成約ゼロ」の正体

実際にあったのは、商材単価が高い案件で、依頼企業側で商談後のフォローが行われていなかったケースです。テレアポのような新規のアウトバウンド施策では、相手の予算やタイミングの都合もあり、商談後すぐには決まらないことが多くあります。フォロー体制が整っていないことがボトルネックでした。

どのような商材が難しいかはテレアポで失敗する商材の共通点に、運用でどう立て直すかはテレアポは意味ない?成果が出る運用法にまとめています。

会社を選ぶときに必ず聞く5つの確認事項

比較を始める前に、最低限そろえて聞くべきことは5つです。そのまま問い合わせで使える形にしました。

  1. 成果の定義:「アポイント1件のカウント条件を教えてください」
    支払う額が直接変わる項目なので、最初に聞いてください。
  2. 得意な業界・商材:「成果が出た業界や商材を教えてください」
    自社に近い領域の経験があるかどうかで、立ち上がりの速さが変わります。
  3. 誰が架電するか:「実際に電話をかけるのはどんな人が担当しますか」
    専任か、複数案件の掛け持ちかで、商材の理解度に差が出ます。
  4. 報告と改善の頻度:「報告の頻度と、アポイント率が低いときの改善方法を教えてください」
    うまくいかなかったときに何が起きるかを、契約前に確かめる質問です。
  5. 契約期間・解約・追加費用:「最低契約期間と、基本料金以外にかかる費用を教えてください」
    契約期間と追加費用を合わせて聞くことで、実際に支払う費用の全体像を把握できます。

同じ質問を各社に投げると、答え方の差がそのまま比較材料になります。より細かい比べ方はテレアポ代行の選び方ガイドとテレアポ代行の比較で見るポイントで扱っています。

回答を聞いたときの危ない兆候

  • 成果の定義を曖昧にする
  • 実績を聞いても具体的な数字が出てこない
  • 架電する人の体制を具体的に教えない
  • 改善方法を聞いても「架電数を増やします」としか答えない
  • 追加費用の全容を明確に答えない

これらに共通するのは、確認できない部分を残したまま契約に進ませようとする点です。テレアポ代行はうまくいかない期間が必ず発生する施策なので、そのときにどう動くかを説明できるかどうかが分かれ目になります。グッドアポの体制と対応範囲はサービス案内に記載しています。

テレアポ代行に関するよくある質問

問い合わせの段階でよくいただく質問をまとめました。会社によって答えが変わるものもあるため、比較する際の目安としてお読みください。

Q. リストがなくても依頼できますか?
A. 依頼できます。ターゲットとなる業界・規模・エリアを共有いただければ、代行会社側でリストを作成します。ただし、リスト作成が標準の範囲に含まれるか、オプション扱いになるかは会社によって異なります。

Q. 小規模でも依頼できますか?
A. 依頼できます。営業担当が1〜2名しかいない企業からのご依頼は珍しくありません。人数が少ないほど、商談を受けられる日時をあらかじめ決めておくことが重要になります。

Q. どの業界でも対応できますか?
A. BtoBであれば基本的に対応できます。ただし、業界によって難易度は異なります。担当者にたどり着きにくい業界や、決裁に時間がかかる業界では、同じ件数でも結果が出るまでの期間が変わります。

Q. 成果が出なかった場合の費用はどうなりますか?
A. 料金体系によります。成果報酬型であれば、アポイントが取れなければ費用は発生しません。コール課金型・月額固定型は、成果に関係なく費用が発生します。なお成果報酬型でも、初期費用は別途かかる場合があります。

Q. アポイントのあとの商談も代行してもらえますか?
A. テレアポ代行の範囲はアポイントの獲得までです。商談まで依頼したい場合は、営業代行のサービスになります。対応範囲が広がる分、費用の水準も変わります。

まとめ

テレアポ代行が自社に向くかどうかは、商材の単価・ターゲットの明確さ・商談体制の有無といった状況で決まります。人手が足りないという理由だけで判断すると、当たりを探す段階で止まってしまいます。逆にいえば、ターゲットが見えていて商談を受けられる体制があるなら、外注は立ち上がりの早い手段です。

グッドアポは、BtoBを中心にテレアポ代行を行っている会社です。リストを作る前の架電戦略の設計(どの業界を狙うか、どういう仮説で攻めるか、商材の強みをどう言語化するか)から日次の報告までを標準の範囲としています。

ヒアリングから1週間で架電を開始し、走りながら当たりを探す進め方です。100架電を単位にリストとスクリプトを見直し、商談結果を共有いただきながら一緒に組み直していきます。

次に調べることは、いまの検討段階によって変わります。

記事監修者

水貝 拓真

水貝 拓真営業戦略部 部長

グローバルIT企業で売上高1,000億円超のエンタープライズ企業を対象にIS3年。テレアポ代行の実績は5年以上。
単なるアポ獲得ではなく成約率まで追いかける支援を掲げ、テレアポ経由の成約率で最高53%を達成。
設計改善でアポ率を2倍に引き上げるなど、リスト・スクリプト・KPIの一貫設計を強みとする。

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